ケイシーさんからの感想

12月30日の朝9時に大阪を出発して、東北石巻に向かった。雪や風を避けるため、新潟方面を避け、名古屋、東京方面を通るコースを車を走らせた。浜名湖の辺りで事故渋滞に巻き込まれ、二時間ほどロスしたのがひびいて、真夜中の12時ごろ石巻にやっと到着した。

31日は朝から、BE ONE HOUSEをかたづける作業をした。津波に破壊された家をなおしながら、ボランティアの基地、宿泊所として使ってゆくのは簡単ではない。壁も床も、水周りも傷んでいる。倉庫の整理も、日々の忙しいボランティアに追われてなかなかできない。今回はそれらをすることができた。

そして午後7時から、ボランティアをする中で出会った現地の方々を招いて、カウントダウンをした。中学生、高校生から50代60代まで、たくさんの方々が来て下さり、共に時間を過ごし、話を聞かせていただくことができた。

そしてみんなで賛美を歌い、手をつないでジャンプをしている間に、年を越すことができた。

工場を流された方。

仕事を失われた方。

妻を失われた方。

夫を失われた方。

子供を失われた方。

友人を失われた方。

あまりにも重い一年だった。

自分にとっては

「自分に何ができるだろうか?」

「何をすればいいだろうか?」

を自分自身に問い続けた一年だった。

カウントダウンで、たくさんの方々と時間を過ごしながら、一つの事を感じた。

「ボランティアをする人と、ボランティアをされる人」という関係ではなく、私たちは、「たくさんの人々と共に悲しみ、共に喜ぶ、友人になることができた!」ということを。

心を分け合うことができる友、共に歩んでくれる友、傍らに寄り添ってくれる友・・・・

私たちはそのような友人にもっとなりたい!

1日は朝からみんなで礼拝をする予定をしていたのだが、Kさんから「お雑煮を用意したので皆さんで、ぜひ来てほしい」と誘われた。「私の家で、雑煮を食べて、礼拝してください。」

これは本当にうれしかった。これほどに私たちを受け入れ、信頼してくれているのだ。

地元の人々と共に20人ほどで、共に雑煮を食べ、賛美礼拝し、聖書を読んで、共に分かち合い、共に祈る時を持つことができた。これからの一年を指し示す、徴(しるし)のような、すばらしい時間だった。

1日の昼から、3日の昼まで、自分を入れて三人で、仙台七ヶ浜のキャビンを借りて、祈りの時を持った。

主ご自身を求め、一年を振り返り、感謝と賛美を捧げ、告白と悔い改めの時を持ち、一年のビジョンを祈り求め、2012年のビジョン、計画、目標を祈り求めた。

大切な時間、なくてはならない時間!

たくさんの大切な事を、イエス様から示された。

3日は、Sさんが友人を二人連れて、夕食を食べに来て下さった。3時間ほどおられて、石巻焼きそばを作ってくださり、石巻市の現状について、忌憚のない、本音の意見を聞かせていただいた。彼らが町を愛し、行動する姿に非常に感動したと共に、これからの働きに対する示唆をいただいた。

4日の朝9時半ごろ、石巻を出発し、大阪を目指したのだが、新潟までは雪と風が強くて大変な道もあった。外と車内の温度差でフロントガラスにひびが入ってしまったが、何とか無事に午後10時すぎには大阪に到着することができた。

今回の東北への旅では、たくさんの絆を感じることができた。いや感じるだけでなく、より深めることができた。

また主に在って、安全が守られ、すばらしい導きがあったことを感謝するとともに、たくさんの友人たちの祈りに支えられていることを感謝している。

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